One for all,all for one.
ラグビーでよく聞く言葉。
でもこれって、お口の健康にも通ずるところがあると常々感じています。
簡単に言えば、
「どの歯も替えが効かない」
ということなんです。
皆さんのお口に並んでいる歯はすべてが異なる形態をしています。
それぞれに異なる役割があり、役目を果たすために身をすり減らし、何十年も耐えられる構造になっています。
例えば前歯。一般的に歯にかかる力は15キロ〜100キロにも達すると言われていますが、せいぜい2.5センチほどの小さな物体がそれ単独で耐えられる訳がありません。隣り合う歯がスクラムを組むように支えているから、支えられるんですね*\(^o^)/*
しかも前歯は奥歯とは違って、歯に対して斜めに力がかかります。
例えるなら「入」を90度回転した感じ?
この前歯を助けるために奥歯が存在します。奥歯は体重ほどの力をしっかりと真っ直ぐに支えられる構造をしています。でもそんな奥歯でも、横揺れに対しては以外にも弱かったりするんです。
それをカバーしてくれるのが前歯なんだな〜^^;
不思議な関係ですよね??
だから、
「前歯だから」
とか
「奥歯はまあ、いいや」
とか言わずに、
"One for all,all for one"
「全ての歯は、私達の生涯と共にあるのだ」by ハロルド ワース
「一生涯を自分の歯で過ごす」by森デンタルクリニック
大事に扱って下さいね??
うーむ、やっぱり上二つの言い回し、かっこいいな‥‥^^;